こんなお悩みを解決します。
私は未経験からwebマーケティング業界に転職し、現在SEOコンサルタントとして勤務しています。
今回は、webマーケティング会社に転職しようと思っている方向けに、実際に7社の面接で聞かれた質問をご紹介します。
実際の現場で聞かれた質問内容なので、対策としてはかなり役立つと思います。
この記事で分かること
- webマーケティングの面接の質問事項
- 事前に考えておくべき観点
- 未経験者が転職するために必要なこと
【前提】会社は自社の力になってくれる人を必要としている
当たり前ですが、会社は自社の利益を貢献してくれる人材を必要としています。
ですが、この根底がぶれている人が数多く見受けられます。
- 独立しやすいから
- 多くを学べそうだから
- 副業で稼ぎたいから
こうした理由は会社のためでなく、あなた自身の勝手な思いです。
心の中でそう思っていても、面接時には会社にとって必要な人材と認識される必要があります。
また、当たり前ですが副業や独立も「本業の頑張ってしっかりと成果を出してこそ」です。
最初から会社を学校代わりにと思って転職活動をするのは避けるのが吉ですね。
未経験者は自ら学ぶ姿勢が最も見られる
私は未経験でwebマーケティング業界に転職しましたが、これも自ら学ぶ姿勢を示せたからです。
普通に考えて、会社が経験のない人材を採用することはリスキーです。
- 仕事に適正があるか不明
- 仕事をこなせる人材か不明
- 教育コストがかかる
- 最初の数カ月~1年は利益を生まない
であれば、会社は何に期待するかと言えば『自ら積極的に学んで勝手に成長してくれること』です。
ただでさえ採用コストがかかっているのに、教育まで一から丁寧に教えてくれることはしません。
- 自ら調べてブログ開設&運営
- html/cssを独学
- 前職で自ら学んだ経験
こういった根拠となる材料を基に「勝手に勉強して成長しますよ!」といったことを示す必要があります。
【実体験】webマーケティングの面接で聞かれた質問一覧
実際に私が未経験でwebマーケティング会社の面接を受けて聞かれた質問を紹介します。
頻繁に面接で聞かれた質問
なぜwebマーケティングをやりたいのか
この質問は鉄板で聞かれます。
自身がwebマーケティングに興味を持ったきっかけを話しましょう。
なぜ当社を志望しているのか
webマーケティング会社は数多くあります。
その中でもなぜこの会社を志望するのか、ホームページ等をよく見て考えましょう。
しかし、ホームページだけでは大きな違いが分からないことが多々あります‥
本当に自分が働きたい!と思える会社を見つけるのが一番です。
会社を選ぶ基準はなにか
この質問も多く聞かれました。
会社は無数にあるので、自分の中でどういった基準や価値観で会社を選んでいるか考えましょう。
なぜ転職しようと思ったのか
この質問に対してはネガティブなことを言うのは避けましょう。
「前の会社が嫌で逃げて弊社を志望してきた」と思われた時点で、合格の確立はほぼなくなります。
たとえ不満があったとしても、「本当に自分がやりたいことは〇〇で、前職では実現が難しかったので転職活動を~」と答えていました。
自分がやりたいこと、叶えたいことの実現のためにといった前向きな理由にするべきです。
ただし、以下のようなブラック環境だった場合は、正直に話しても良いと思います。
- 月の残業が80時間越え
- パワハラ
- サービス出勤・残業が当たり前
転職して当然ですからね‥
今後のキャリアプラン
なぜ転職するのかに繋がりますが、将来どういった人になりたいか聞かれます。
会社によって3年後、5年後、10年後と違うことがあるので、それぞれの目標を考えておきましょう。
私は未経験で業界のことも把握していないので、10年後という明確は目標は持っていない旨を正直に伝えました。
その分、中短期的な目線では「3年後までに社内でもトップスキルを持ったSEOコンサルタントになりたい、その為に~」と答えていました。
全くキャリアプランを考えていない状態は絶対避けましょう。
(転職経験ありの場合)なぜ転職したのか
転職経験があると、前回はなぜ転職したのかを聞かれます。
私はネガティブな意見はかくして、ポジティブな内容で話しました。
しかし、中には「面接用の回答は良いから本当の理由を話して」と言われた面接もありました。
その時は正直にブラックだったとお答えし、お互い腹を割って話ができたので逆にやりやすかったです。
なぜブログを始めたのか
これはブログをやっている方だけですが、そもそもなぜブログを始めたのかは絶対聞かれます。
私は正直にお金を稼ぎたかったと答えていました。
よく面接で聞かれた質問
弊社に入社して何をしたいか
この質問は会社の募集要項とミスマッチが起きないか確かめる意図があります。
実際、広告運用やSEO対策がメインと思っていたところ、企業側は営業が強い人も求めていた‥なんてこともありました。
(※もちろん不合格)
ですが、ここは自分の正直に話すべきです。
本当はやりたくない偽ったことを言っても、その仕事内容をするのは自分自身です。
両親や友達からどんな人と言われるか
他人からの評価が最もその人を表す評価になります。
自己評価とのズレがないかや、会社の特性に合うか判断する意図があります。
この点を最も最重要する会社もありました。
- 社長の雰囲気に合うか
- 会社の雰囲気に合うか
- 上司、両親、友達それぞれの立場から聞かれる
これは実際に両親や友達に聞くのが一番手っ取り早いです。
弊社に何を期待しているのか
これも会社とのミスマッチを防ぐ意図があります。
正直に話すべきです。
前職で一番の失敗及びどう乗り越えたか
今までどのような試練があり、どう乗り越えたのか見られます。
未経験入社の場合は、特に仕事を通じて壁にぶち当たることが多くあります。
そんなときに腐らずに頑張れる人なのか判断する意図があります。
前職での経験を振り返って、言語化しておきましょう。
長所と短所はなにか
これも面接では鉄板の質問ですよね。
自己診断テストや過去を振り返って、自己分析を進めておきましょう。
たまに面接で聞かれた質問
お客さんに気に入ってもらえるようにどうコミュニケーションを取りますか。
志望した会社の課題が、運用ではなくお客さんとのコミュニケーションでした。
そのため、お客さんとのコミュニケーション能力が秀でている人を採用したいという意図があったため、このような質問をされました。
私はあまりアピールが出来ず、不合格でした‥。
あなたが詳しいことを私たちに分かりやすく説明してください。
これもお客さんに分かりやすく説明する力があるかを判断するための質問です。
私は筋トレが趣味でしたので、筋トレをおすすめする理由を大きく3つに分けて説明しました。
どのような人と働きたいか、逆にどんな人とは働きたくないか
その人の価値観や、その職場がマッチするかを判断する意図があります。
私は苦しいときでも愚痴ではなくポジティブな発言ができる人と働きたいと伝えました。
SEOに詳しくなるために今なにをしているか
未経験での応募でしたが、自ら勉強しているのかを見られています。
やはり未経験といえど、学べる環境はあるので行動する必要があると実感しました。
webマーケティングは人と関わる機会が多いため営業経験は活かせる
実際に転職活動を通じて感じたのは、思った以上に人に説明する力が重要視されている点です。
クライアントを訪問して経過を報告する機会が多い
そのため、営業をやっていた方であれば企業はプラスに見てくれます。
- 人に説明する力
- コミュニケーション能力
- 取引先との日常的なやり取り
実際に面接でも、「自分が詳しいことを何でも良いので、私たちにわかりやすく説明してください」と言われたこともあります。
と思っている方は要注意。
社会に出て働く以上、お客さんに伝える力や聞く力は必須です。
webマーケティング会社への転職には準備が必要
未経験でもwebマーケティング会社への転職は可能です。
しかし、何も自分から学んでいない全くの未経験者は採用されません。
今では、高いお金を払わなくても様々な経験を得ることができる時代です。
- ブログ開設
- html/cssの勉強
- ライティング
- 広告出稿
「興味がある」「やりたい」と思っているのであれば、上記のようなことにチャレンジしましょう!
なかでも私はブログを超おすすめします。
ブログで学べること
- webライティング
- SEOの知識
- Googleアナリティクスの使い方
webマーケへの転職で実際に使った転職サイト
実際に私がwebマーケティングへの転職で使ったサービスは以下のものです。
ワークポート
※IT、WEBに強いエージェントです。
リクルートエージェント
※転職エージェント最大手で求人が豊富。転職初心者は登録必須です。
doda転職エージェント
※こちらも大手転職エージェント。サイト内の転職人気企業ランキングが便利。
登録することで実際の求人情報を閲覧することが可能です。
今この瞬間に転職する気がない人も、実際の求人を見ることで今後のイメージがつかみやすくなります。
登録はたったの5分程度で終わるので、この際にサクッと登録しておきましょう。
【まとめ】面接で聞かれる本質ほぼ同じ。
ここまでwebマーケティングへの転職面接で聞かれる質問をご紹介してきました。
結局のところ、企業は少しでも早く即戦力になってくれる人材を必要としています。
- 自ら学ぶ姿勢
- 前職で活かせる経験
- 企業を選ぶ基準
- なぜ転職するのか
- 将来どうなりたいのか
ここら辺をしっかりと深堀りして考えておけば、面接でもスムーズに回答ができると思います。
最後に実際に使ったおすすめの転職エージェントの再度紹介します。
ワークポート
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