- 大手子会社って負け組だよね
- 親会社に行けない負け組の集まりだ
こんなご意見や質問に対する記事となっています。
結論からいえば、大手子会社負け組ではなくむしろ勝ち組です。
「子会社って負け組では」
「親会社で働いた方が絶対いいでしょ」
親会社ではむしろ働きたくない理由
私は親会社でそもそも働きたいと思いません。
子会社より責任の重い仕事で忙しい
当たり前ですが、優秀な学生や人材は子会社ではなく親会社に入社します。
親会社=優秀な人材ばかり
これはあなたの会社でも同じだと思いますが、仕事というものは優秀な人材のもとに集まります。
なので私は仕事は一定の手の抜いて、並の結果を出すことを意識しています。
- 余裕をもって仕事をできる
- 評価も一定される
- 仕事を任されすぎない
優秀な人材が集まっている親会社にはたくさんの責任ある重い仕事が集まってきます。
子会社の安定が確保された環境でゆる~く仕事をしていく方がコスパ高いです。
出世のためにごますりをしたくない
親会社は優秀な人材がしのぎを削っているので出世争いも相当厳しいです。
- 責任の重い仕事での成果
- お酒の席での接待
- 休日のゴルフでの付き合い
もちろん、それを生きがいに感じて頑張れる人であれば親会社の方が良いと思います。
しかし私のような仕事はそこそこにこなして、プライベート時間を楽しみたい人にとっては地獄です。
大手子会社で働くメリット
福利厚生がトップレベルに手厚い
「福利厚生が整っている会社が良い」
「Fランは福利厚生が良い会社なんて無理では」
今の若い方は、仕事内容や給料よりも福利厚生を重視する人も多いかと思います。
大手子会社は福利厚生がトップクラスに整っています。
親会社の福利厚生に準拠するケースが多く、子会社でも恵まれた待遇を受けることが可能です。
大手子会社の福利厚生
- 家賃手当3万円~5万
- 交通費全宅支給
- 時間外手当全額支給
- 全国に保養所あり
- 有給休暇最大20日間
- フレックスタイム導入
- 在宅勤務OK
- テレワーク施設利用可能
- 外部の福利厚生サービスに加入
- 育児、介護、結婚休暇等
とにかく、思いつく限りの一通りの福利厚生が整っています。
中小企業にありがちは「会社から3駅以内じゃないと家賃手当が出ない」ことや「月給に残業45時間込み」なんてことはありません。
規則に厳しいためホワイト企業の傾向が強い
大手子会社は親会社の看板も背負っているため、会社的にも規則をしっかり守る意識が強いです。
社員の働き方にも注意を払っています。
- サービス残業無し
- 有給休暇の取得
- 月の残業時間
これが中小企業だと、残業に対してルーズであったり、有給休暇もまともに取得できないことも散見されます。
やはり働く上で、働きやすい制度が整っているか、労働時間が適切かは重要なポイントです。
有給休暇の取得にも積極的な雰囲気なのもうれしいですね。
非常に安定しており給与も安定
大手子会社は、親会社の基盤がしっかりとしているため非常に安定しています。
中には民間の公務員と呼ぶ人もいるくらいの安定度
なので仕事は大きな事故を起こさないようにこなしていれば、安定した給料と待遇が与えられます。
実際にコロナ過でも給与や賞与は例年通り支給されました。
「仕事に面白みがない」とも言えますが、仕事は仕事と割り切って安定した環境を手に入れる方が、今の若い人には合っていると思います。
社名が世間的にも知名度がある
子会社自体の社名は有名ではなくても、親会社は世間でかなりの知名度があります。
子会社にもよりますが、親会社の名前が入った形の社名になるケースがほとんど。
友達や両親にも、「あの大企業のグループなんだ…すごい」と感じてもらえることが多いです。
※実際どうかは別として
グループ会社の様々な社員特典を得ることができる
これは会社によりますが、グループ会社で様々なサービスを提供しています。
- 小売店
- ホテル業
- 不動産業
- 金融業
子会社に所属していると、こうしたグループ会社のお得な特典も受けることが可能です。
年功序列が色濃く残っている
これもメリットと取るかは人それぞれですが、大手子会社の多くは年功序列です。
世間では実力主義の会社が増えている!とニュースにもなっていますが、現場はそんなことありません。
「仕事は適当にこなしてお金が欲しい」と考えている私からすれば、年齢とともに安定して給与が上がる方が嬉しいです。
そもそも、会社にフルコミットしても得られるメリットは少ないです。
頑張りに対しての割が合っていないので、プライベート時間を全力で楽しむべきだと思っています。
大手子会社はFランでも入社できてコスパ抜群
頭の良い優秀な人が、福利厚生と年収が良い優良会社に入社するのは普通のことですよね。
ですが、私のような一般ピーポーでも福利厚生が整って、そこそこの年収の会社に入社することができるんです。
それが大手子会社。
中小企業に入社すると、福利厚生が整っていなく年収も大きく下がってしまいがちです。
しかし、大手子会社は賞与の月数や福利厚生が親会社の準拠しているため、どれも高水準で揃っています。
子会社に学歴フィルターはほとんどない
私は大手子会社を2社経験していますが、学歴フィルターはほぼありません。
実際に働いている人の多くは、偏差値50程度の私立大学生ばかりです。
普通に就職活動をすれば、内定を得られる多くは中小企業となるでしょう。
そしてオーナー社長のワンマン経営に振り回されて、サービス残業の嵐…
会社は入社するまで実際にどんな環境か分からないという一種の賭けが存在します。
その点、大手子会社は会社として働き方にも厳しいので安心感がまるで違います。
ホワイトな大手子会社の探し方
新卒の学生の方
新卒入社の方の多くは、大手求人サイトで検索すると思います。
そこで知っている会社名を入れてみましょう。
すると有名な親会社の名がついた大手子会社が検索結果に表示されます。
例:三井不動産
- 三井不動産ビルマネジメント㈱
- 三井不動産ファシリティーズ㈱
- 三井不動産商業マネジメント㈱
- 三井不動産フロンティアリートマネジメント㈱
- ㈱三井不動産ホテルマネジメント
- 三井不動産リゾートマネジメント㈱
- 三井不動産レジデンシャル㈱
- 三井不動産リアリティ㈱
- 三井不動産レジデンシャルサービス㈱
このように、有名企業の名を入れると様々な子会社が出てきます。
その中で実際に採用している学校名などを見て、入社の可能性が高い会社を探していきましょう。
名の入っていない子会社も多くあるため、気になる場合はGoogleで「親会社 子会社一覧」で検索するのが良いです。
社会人で転職希望の方
結論をいえば、転職エージェントに登録しなければ優良な大手子会社は見つけることができません。
エージェントでしか見つからない理由
- 採用人数が少ないため中途を多くの人が閲覧する媒体で募集しない
- 応募が殺到すると捌ききれないので非公開求人にしている
- 子会社は世間での知名度が低く会社を知らないケースが多い
- 信頼できるエージェントに依頼している
- 応募する人も多いためエージェントに助けなしに通過は困難
実際に私も入社こそはしませんでしたが、転職エージェントを通じて「こんな良い会社あったのか…」と思ったことが何回もあります。
世の中に会社は無数に存在していることは知っていても、会社名を知っているのは本当にごく一部。
転職エージェントであれば、非公開求人も含めて自分に合った会社の求人を紹介してくれます。
つまり、何回も言いますが「大手子会社に転職するには転職エージェントへの登録が必須」です。
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やはり転職活動を行う上で求人数が非常に大切です。
良いアドバイザーがいても、紹介できる求人数が少なかったら良い会社に巡り合える可能性が低くなります。
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とりあえず登録しておいて損はありません。