- 仕事が辛い、不安、将来性が見えない
- このままでいいのかな?という迷う
こんなお悩みを解決したいと思います。
30歳手前である20代後半は、周りには言えない悩みが出てきますよね。
私も現在30歳手前のサラリーマンです。
20代後半で抱える悩み、もやもやの正体とは
20代後半で感じる仕事の辛さ、もやもやの正体を私は見つけました。
正体は「現在、将来がある程度見えてしまうことによる刺激のない日常」が原因です。
学生時代(大学生)
義務教育の高校から大学に進学したタイミングは、一気に自分の行動の幅が広がります。
- 見た目は自由
- 始めてのバイト
- 圧倒的な自分の時間
- 行動範囲が広がる
- 飲み会(アルコール)
- 地元以外の友達
人生において一番環境がガラッと変わる瞬間といっても過言ではありません。
経験することの全てが新鮮で、使えるお金も時間も一気に増えます。
- 友人と朝まで飲み明かす
- カラオケでオール
- 初の海外旅行
- 彼女とのデートや旅行
このように大学時代の18歳~22歳は人生の中でも濃密な時間だったと言えるでしょう。
社会人デビュー~新卒3年目
厳しい就職活動を経て晴れて社会人デビュー。
人生で初めて責任が付きまとう瞬間で、毎日覚えることが多く、上司からも怒られます。
大変な面もありますが、さまざまな楽しさも実感します。
- 仕事で成果を上げた達成感
- 仕事で頼りにされること
- 気の知れた同期
- 学生時代よりも増えたお金
- 愚痴まみれの飲み会
自分でできることが少しずつ増え、成長も感じられる期間と言えます。
20代後半
社会人四年目以降(20代後半)になると、毎日が無気力に感じはじめます。
「やる気が起きない、人生がつまらない」
- 仕事は順調
- 彼女もいる
- 健康である
- ある程度のお金もある
- 気の知れた友達もいる
一見、かなり順調とも言える状況ですが、毎日に楽しみがなく無気力に感じてしまいます。
理由は新しいことがなく、これから経験することは過去の応用に過ぎないからです。
- 仕事も基本的には今やっていることと同じ
- 友人・彼女との旅行も新鮮味はない
- 愚痴まみれの飲み会も内容は毎回同じ
- 仕事で怒られることもなくなり淡々とこなす日々
- 給料もほぼ変わらない
これからの人生がある程度見えてしまって、ワクワクや刺激がありません。
その結果、何もやる気が起きない状況に陥ってしまいます。
20代後半に誰しもが感じる仕事の辛さ・悩み
私も体感し、これは全員が感じる悩みだと思ったことがあります。
誰しもがぶつかる悩み
- 将来像が見えてしまいギャップを感じる
- この仕事を続けていいか迷う
将来像が見えてギャップを感じる
「上司が自分の未来」
これが意外と20代後半にはキツくきます。
上司の姿
- 部下からの不満や失敗を受け止めつつ、上司からのプレッシャーの板挟みにあって毎日遅くまで働く日々
- それでも家族がいるため給料のうち自由に使えるお金はごく一部
- 守るべき家族がいるため仕事を辞めるわけにもいかない
「上司みたいになりたくない」
「毎日辛い日々を頑張っても何を楽しみに生きればいいんだ」
自分の好きなこと、理想の人生を送りたいという「理想」
理想では生きていけない、このまま会社員を続けるしかないという「現実」
この理想とギャップに苦しむことになります。
今の仕事を定年まで続けるのか迷う
社会人の期間は人生で最も長い時間といえます。
そんな長い時間を費やす仕事ですが、30歳手前で今の仕事をこのまま続けるのが正解か?と悩みが出てきます。
- やりがいが感じられない
- 将来性もない
- 会社に依存した働き方しかできない
特に最近は、大手企業も定年まで雇用するのは限界がきていると発表しており、将来への不安はつもるばかり。
30歳を過ぎると、なかなか新しい仕事にチャレンジするにもハードルが高くなります。
そのため、20代後半で仕事を変えるべきか悩むのは当然のことです。
20代後半のもやもやを吹き飛ばす対策
20代後半の悩みは正直難しいものばかりです。
ですが、私が実際に経験してたどり着いた結論は以下の3つ。
- 自分が生きたい人生は何かハッキリと言語化させる
- 思い切って仕事を辞めてみる
- お金を貯める
自分の生きたい人生は何かハッキリと言語化
「あなたにとっての幸せ、生きたい人生はどのようなものですか?」
この質問にスッと答えられる人は多くないと思います。
みんな理想の生き方がハッキリしていないまま、なんとなく今の現状は違う…と否定しがちです。
今一度、自分の人生において何が重要なのか、何が達成されていれば幸せだと感じるのか紙に書いてみましょう。
私の場合
- 長時間労働は向いていない
- 平日でも一定のプライベートな時間が欲しい
- 毎日筋トレして汗を流したい
- 月に1回、彼女と温泉旅行でリフレッシュしたい
- 厳しい数字に追われる仕事はしたくない
思い切って今に仕事を辞める
先ほど言語化した希望が現在に仕事で実現できない方は、思い切って仕事を辞めるのも一つの方法です。
結婚している方はパートナーの同意が得られないと難しいかもしれません。
ただ、今の20代後半の方は結婚をしていない独身の方が多いと思います。
30歳になると年齢的にもプライベート的にもなかなかチャレンジするのが難しくなってしまいます。
「20代のうちにチャレンジしておけば良かった…」
と後悔してしまうことに繋がります。
やらない後悔よりやった後悔の方が悔いが残りません。
私の20代後半の実体験
そんな私が実際に行って良かったことをご紹介します。
25歳からお金は毎年貯めた
20代のお金の使い方にはさまざまな意見があります。
「貯金すべき!!」
「貯金するな!20代はお金を使って経験に回せ!」
これに対しては、貯金or散財に偏るのではなくバランスよく使って貯めるのが最適です。
確かに20代のうちの5万円と50代の5万円では、その時に感じられる感動は20代の方が圧倒的に高いでしょう。
- 高級な旅館、ホテルに泊まる
- 一流のレストランに行く
このような経験を20代のうちにしておくのは、非常に良いことです。
とはいえ、お金がなければ人生の選択肢がギュッと狭くなってしまいます。
- お金がなければ働かないわけにはいきません。
- お金がなければパートナーもできません。
- お金がなければやりたいこともできません。
人生で何かあった際の保険となり、人生の幅を広げてくれるのが「お金」です。
私も毎月コツコツと貯めて、経験にお金を使いつつ27歳時点で300万円を貯めておきました。
仕事、職をガラッと変えた
先ほども少し触れましたが、私は未経験で異業種に転職しました。
>>【体験談】未経験からwebマーケティング業界に転職する方法を現役社員が解説
やはり一度しかない人生において、大学時代の価値観で選んだ会社で一生働くのは難しいのが当たり前。
社会を経験した今の価値観で、やりたい仕事に挑戦するのが至極真っ当な考えです。
また、20代のうちは失敗してもリカバリーが全然効きます。
年収が一時的に下がってしまっても、転職で失敗してしまっても、長い人生で見ればたいしたことありません。
それよりも、毎日を無気力に働く方が精神的にも大きな損と言えるでしょう。
筋トレして読書して彼女と温泉旅行行くのが幸せだと気づく
「あなたにとっての幸せって何ですか?」
この質問の回答は簡単なようで難しいと思います。
幸せの形はさまざまで一長一短があるので、全員がこの状況が幸せ!といったものはありません。
私にとっての幸せ
- 毎日、筋トレと読書
- 週末はスーパー銭湯でサウナでととのう
- 月に1回、彼女と温泉旅行へ行く
それからは上記の内容を続けており、体力的にも精神的にもかなり安定した毎日を送っています。
3か月間ニート生活を経験した
社会人であれば誰しもが「ニートになりたい…」と思ったことあると思います。
※なんなら毎日
なので私はとりあえず仕事を辞めてから、ゆる~く転職活動を開始しました。
前職を辞めて、新しい仕事を始める間が3ヶ月あったのでずっと働かずにニート生活です。
- 毎日だらだらする
- 毎日昼寝する
- 毎日特に興味もないYoutubeダラダラみる
- 平日の安い日に一人旅行
- 読書
結婚して世帯を持つと、3ヶ月間働かずに一人でぼーっとするのは不可能です。
20代のうちに休憩して、一人で様々なことを経験するのは非常に良かったなと思います。
まとめ
20代後半で誰もが感じるモヤモヤ、仕事の辛さについて解説してきました。
当記事のまとめ
- 20代後半で感じるモヤモヤは過去に比べて減った刺激の無さ
- 上司のようになりたくないという理想と他の方法がない現実のギャップ
- 自分にとっての理想、幸せは何なのかを言語化
- 人生の幅を広げるためにお金は貯めておく
- 仕事を思い切って辞める。新しい業種に挑戦してみる
「毎日が楽しくない」
「仕事が辛い」
と日々悩んでいても、残念ながら現実は変わりません。
自分の生きたい人生は何なのか、それを実現するためにもお金を貯める。やりたいことに挑戦する。
これに尽きると思います。
▼「いまの仕事でいいのかな」と悩んでいるのなら、まずは転職エージェントに登録するのが最良の選択です。
>>転職する気なくても転職エージェントに登録すべき理由とは?