- Webマーケティング会社の志望動機ってどうしたらいいの?
- 未経験の場合は何を伝えたらいいの?
こんなお悩みが解決できる記事となっています。
この記事の信頼性
この記事を書いている私は、20代後半で未経験からwebマーケティング業界に転職しました。
今はSEOコンサルタントとして勤務をしています。
そのため、より確かな情報をお伝えします。
- 未経験で実際に転職活動をした経験
- 実際にWebマーケティング会社で働いている側の経験
前提:Webマーケティング業界で求められる力は何か
そもそも「Webマーケティング業界で求められる力はなにか?」を認識しておく必要があります。
Aというスキルや素質を求めている業界に、BやCのスキルを懸命に伝えても意味がありません。
Webマーケティング業界で求められている力を持っていることをアピールすることで、内定をもらえる確率がグッと高まります。
肝心の求められる力ですが、私は正直1つだと思っています。
それは「自発性があり試行錯誤できる人」です。
要は、自分から行動(動いて)その結果に対して改善を行える人を指します。
Webマーケティング業界は情報の移り変わりが速い
Webマーケティング業界は、他の業界にくらべて情報の移り変わりが速いのが特徴です。
- 与えられた仕事だけをやっている人
- 情報収集をしない人
こういった方は、最新の情報に取り残されてしまい結果が出せないことにつながります。
そのため会社は「勉強熱心な人」「自分から行動する人」を求めています。
Webマーケティング業界は正解がない
Webマーケティング業界の仕事は「Aという施策をやれば絶対うまくいく!」というものがありません。
つまり正解がないんです。
私自身、不動産業界で働いていましたが「こういった場合はこうすればOK」といった正解があり、慣れればルーティーンのような業務が多くありました。
対してWebマーケティング業界は状況によってAという施策をうっても、結果がBになったりCになったりします。
- 毎回違うことを考えるのが面倒
- 答えがある仕事をしたい
こういった方には向いていません。
実施した施策結果に対して「なぜうまくいかなかったのか」「どうしたら改善できるか」を考えられる人。
つまり自分の頭で考えて改善を繰り返してきた人を企業は求めています。
Webマーケティング業界の志望動機の作り方
志望動機の構成自体は非常に簡単です。
以下の3つ(未経験の場合は4つ)にそって、それぞれ内容を考えていきましょう。
- Webマーケティングに興味をもったきっかけは何か
- なぜ業界の中でその会社なのか
- 入社後に今までの力をどう生かして将来どうなりたいか
- (未経験の場合)実際に今何か行動をしているか
Webマーケティング業界に興味をもったきっかけを考える
まずは「なぜWebマーケティングなの?」といった、根底部分を考えていきましょう。
実際に、自分がなぜWebマーケティング業界に転職したいと思ったのかを思い返していきます。
例
- 営業で商品を売る仕組みに興味を持った
- 実際にブログ運営をしてSEOに興味をもった
- 仕事でWebマーケ担当になり、より専門的にやりたいと思った
業界の中でなぜその会社を志望するのか
Webマーケティング業界は非常にたくさんの企業があります。
「たくさんある会社の中でなぜその会社を志望するのか」を気にする会社は少なからず存在します。
これは正直、未経験の場合は難しいですがその会社の特徴を見つけて対策をしましょう
- 会社ホームページ
- 社長や社員のブログやSNS
- 募集要項
これらを見ていけば少なからず見つかるはずです。
入社後に自分の力をどう活かすか、将来どうしたいか
会社は当たり前ですが、自社に利益をもたらしてくれる人を求めています。
「自分が入社することで自分の力をこう活かして、将来こんなことがしたいです!」
といった貢献できるポイント&将来像を語ることで、採用後のイメージがつきやすくなります。
未経験者でもWebマーケティング業界で共通する点は多々ありますので、自分の武器をどう活かせるか考えておく必要があります。
未経験者は実際にどう行動しているかが大切
Webマーケティング業界が未経験の人は、上記3つにプラスして今実際に何に取り組んでいるかを加える必要があります。
会社側はもちろん、すぐに活躍して利益をもたらしてくれる経験者を採用したいのが本音です。
未経験者を採用する場合は、育成するのにお金と時間がかかるため「本当に学ぶ意欲があって将来期待できるか」を見て判断します。
しかし、Webマーケティングに興味があると言っておきながら実際は何も行動していない人が大勢います。
そんな「口だけの人、自分で行動しない人」は間違いなく落とされます。
- 実際に勉強していること
- 学んだ内容を実行していること
これらを用意しておかないと、正直内定を得るのはむずかしいのが現実です。
実際に私が使っていた志望動機を公開
未経験からWebマーケティング業界に転職活動をした私の志望動機を公開します。
当時の私
- 経験業界は不動産業界のみ
- 会社の外に出ても通用するスキルを身に着けたい
- 個人ブログを運営し100記事以上投稿
転職を希望していた業界や職種
- Web広告運用
- SEOコンサルタント
- 最悪、Webマーケティング会社ならどこでも良い
①私はWordPressでブログを運営し、これまでに100記事以上を投稿してきました。
運営をする中でGoogleサーチコンソールやGoogleアナリティクスをもとに各種キーワードを選び、そのキーワードから検索ニーズを予測して記事を書きました。
②運営をする中で、SEOを意識したリライトや記事の改善を行いました。
その結果、微力ながらもPV数や検索順位が向上したり、検索1位になったキーワードも出てきてSEOの面白さを肌で感じました。
③また、インターネット広告費は年々伸びており、Webマーケティング業界の重要性は年々増していくと思います。
そんな業界でも御社はSEOを数年以上やられている実績や広告やweb制作も行っており、SEOだけでなくweb全体から見た知見が身に付くと感じました。
大体ですが、上記内容で志望動機を伝えていました。
そのほかにも面接時には様々なことを聞かれますが、どの会社も質問してくる内容は似ています。
>>【実際に聞かれた】Webマーケティングの面接で聞かれる質問まとめ
自分中心の志望動機は絶対にアウト
Webマーケティング業界を志望している人のなかには、本当はこう思っている人もいるでしょう。
- 「将来フリーランスになりたい」
- 「副業で稼ぎたい」
- 「リモートワークしたい」
心の中で思うのは勝手ですが、面接時にはこの思いは一切口に出してはいけません。
理由は会社ではなく自分本位の志望動機だからです。
会社からすれば、独立してほしくない、副業ではなく本業を頑張ってほしい、会社で仕事してほしいわけです。
それとは逆の自分のための志望動機を口にした瞬間、あなたは落とされるでしょう。
あくまで面接は「自分の採用すると会社に利益をもたらしますよ」とアピールする場です。
採用担当者も「この人は会社の利益に貢献してくれる人材か否か」を見ています。
- 自分本位の発言は控える
- 会社に利益をもたらす人材をアピール
- 1年は本業を100%頑張る
まとめ。実際に転職活動してみよう
今回はWebマーケティング業界の志望動機の作り方について解説してきました。
あとは実際に転職活動をしてみて感覚をつかむのが一番はやいです。
私も実際に面接を通じて受け答えや自分の志望動機が通用するかを試していました。
Webマーケティングの会社はたくさんあります。
まずは片っ端から受けてみてください。
転職エージェントに登録する
「知識が身について準備が終わってから転職しよう」
と思っているそこのあなた。
私も同じでしたが、それでは転職活動が先延ばしになってしまい、いつまでも変われないままです。
Webマーケティング業界は全体的に人手不足なので、転職のハードルは高くありません。
「こんなレベルで良かったの?」と後から後悔するので、サクッと転職サイトに登録してしまいましょう。
いざ登録して面談をしてみると、以外にもサクサクと話は進むものです。
5分くらいなので、サクッと登録しておきましょう。
※IT、WEBに強いエージェントです。
※転職エージェント最大手で求人が豊富。転職初心者は登録必須です。
※こちらも大手転職エージェント。サイト内の転職人気企業ランキングが便利。
具体的には以下を行っておけば、転職はできるレベルに到達しています。
SEOの基礎を学ぶ
まずはSEOの基礎を学んでおきましょう。
SEOの基本的な考え方や知識を知っておくだけでも「お!この人は分かっているな」と思ってもらえます。
具体的な勉強方法としては書籍がダントツでおすすめです。
- 正しい情報が載っている
- 分かりやすくまとめられている
以下の2冊を読んでおけば間違いありません。
WordPressでWebサイトを作って少し触る
本はインプット。
次に実際にWordPressでWebサイトを立ち上げてアウトプットしてみましょう。
- 初期費用が安い
- 実際にアクセス解析が経験できる
- SEOを実際に体験できる
- キーワード選定を経験できる
- SEOライティングが学べる
→転職時にかなり強いアピールポイントとなる
「めんどくさそう…」と思う人もいるかもしれませんが、今ではWordPressで簡単にサイトを作ることが可能です。