マンション管理会社

マンション管理士に独学で一発合格した私の勉強方法

こんにちは。社会人1年目で合格率8%のマンション管理士に一発合格したゆとリーマン@1129shog)です。

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  • マンション管理士って難しいの?
  • どれくらい勉強したら受かるの?
  • 勉強方法は?

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こんな疑問にお答えします。

マンション管理士とは

通称「マン管」と呼ばれるマンション管理士。

分譲マンションの管理組合(居住者)が抱える問題に対して、専門的な知識と経験に基づきアドバイスをする国家資格です。

この国家資格は2001年施工の「マンション管理適正化法」に基づき作られた比較的新しい資格になります。

なぜマンション管理士という資格を国が作ったか

これは既存のマンションの多くが、築年数20年以上を経過しており適切な修繕が必要だからです。

日本には600万戸を超えるマンションがあり、今も続々の新しいマンションが建設されています。

しかし、その4戸に1戸は築20年以上経過。これが年数が経てば経つほど古いマンションが増えていきます。
適切な修繕が必要

また、現在マンションで生活している人は1500万人以上おり、国民の10人に1人はマンション住まいという計算に。

そのため今後マンション管理士の需要はしばらく高いことが予想されており、将来性は悪くありません。

マンション管理士を取得するメリット

  • マンション管理会社に就職しやすい
  • マンション管理会社だと資格手当がつくところが多い
  • お客さんからの信用を得られる

前提として、マンション管理会社に就職することがスタートとなります。

ぶっちゃけそれ以外の会社でマンション管理士が有効な点はあまりないでしょう。

逆に、マンション管理会社に就職すると「資格手当」が毎月もらえたり、昇給しやすかったりします。

また名刺にマンション管理士と記載できます。

資格の名前が分かりやすいため、無知でも資格名を見れば「マンション管理の資格なんだな~」くらいには思います。

そのため、居住者の方から信頼されやすい印象です。

マンション管理会社の仕事内容とは?マンション管理士が徹底解説

マンション管理士の試験データ

マンション管理士の実際の試験データを見ていきます。

  • 問題数:50問
  • 試験形式:4つの選択肢から1つを選ぶ四肢択一
  • 試験時間:2時間
  • 試験日:11月の最終日曜(毎年1回)

気になる合格率は、、、

合格率:7~9%

はい。低いです。

過去のデータだと50点中34~38点が合格ラインになります。

マンション管理士は合格率ほど難しくはない

合格率一桁と聞くと、「絶対無理じゃん」「10人に1人も受からないんか、、」と難しく思うことでしょう。

しかし、合格率が約15%の「宅建」と比べても難しさは変わらない、むしろ「マン管の方が簡単では?」と思いました。

実際に宅建も受けた私がそう思う理由は2つあります。

  • 宅建のようにひねくれた問題がない
  • 会社に言われて受かる気ゼロの受験者多数

まず宅建のように問題がひねくれていません。応用力は必要ですが、試験者をだますような問題はありません。

また、受験者はマンションの管理会社に勤めている人が多いです。

そしてその多くは受かる気がありません。

普段の業務で忙しく勉強する元気があまりない中で、会社から言われて受けているだけの人が多くいます。

実際、私がいた会社でも年上の人達が全く勉強せず受けて、20点とかで撃沈していました。

そのため合格率1桁にびびる必要性は全くなく、独学で十分攻略可能です。

私のマンション管理士の独学法

はじめに言っておきますが、特別なことは何もしてません。

地道にコツコツ勉強するだけです。

まずマンション管理士のテキストと過去問題集を買います。

まずテキストを一通り読みます。

その後はひたすら過去問を解きまくる。ただそれだけです。

  1. 過去問を1周解いて、間違えた問題にチェックを付ける。
  2. →間違えた箇所は解説やテキストを読んで、理解する。
  3. 2周目はチェックをつけた問題のみを解く。そこでまた間違えた問題にはダブルチェックを付ける。
  4. →間違えた箇所は解説やテキストを読んで、理解する。
  5. 3周目はダブルチェックをつけた問題のみを解き、また間違えたら付箋をつける。
  6. →間違えた箇所は解説やテキストを読んで、理解する。

これを繰り返していき、過去問を全て100%完璧にしました。やったことはこれだけです。

問題を解く→間違える→解説、テキストを読んで理解する

この繰り返しです。

会社員である私の勉強時間

まず家に帰ると全くやる気が起きない。

そのそも1Kの狭い部屋に住んでいたため座って勉強するスペースがなかった、、。
※言い訳かもしれませんが

私は椅子に座らないと勉強に集中ができないタイプだったため、仕事終わりに毎日ミスドに行って勉強していました。

(今では勉強禁止のところも増えているので注意)

時間的には2時間近く毎日こもって、家には毎日22時くらいに変えるイメージ。

そもそも、やる気というものはやる前には出ません。手を動かしてやり始めてから出てくるものです。

そのため、まずやることが大切。そしてそれを習慣化します。

毎日、勉強しようかな~と悩む時点でダメ。毎日ミスドに行くことを習慣化します。

[box05 title="勉強するコツ"]

  • やる気が出る出ないの問題ではない
  • やる気はやり始めてから出てくるもの
  • 勉強する場所を決めて、毎日そこに行く
  • 数週間も経てば毎日その場所で勉強するのが習慣となる

[/box05]

いざ行けば勉強しますし、3分の1くらいはスマホ触っててもいいんです。実際、私もスマホでゲームばっかしてました。

それでも毎日勉強を重ねることが大切です。そうすることで着実に脳に定着します。

休みの日は集中できる午前中に勉強。そして午後は集中できないので夜しか勉強していませんでした。

この生活を約5カ月間ほど。

逆に試験が近くなってきても勉強量はさほど変わらず、毎日淡々とやりました。

そして結果的に、合格点よりも3点高い点数を取ることができマンション管理士に独学で一発合格!

管理業務主任者を持っていると5点免除される

私はマンション管理士の前に、大学4年時に「管理業務主任者」を取得しました。

管理業務主任者とは、マンション管理業界の宅建みたいなものです。

要するに、マンション管理業の中で行う重要事項説明などはこの管理業務主任者の資格がなければできません。

なぜこの資格を先に取るべきかというと

  • 合格率が20%とマンション管理士に比べて受かりやすい
  • 管理業務主任者と持っているとマンション管理士の試験が5点免除となる

からです。

しかし、問題の内容としてはほとんど変わりません。

  • 管理業務主任者は上位20%
  • マンション管理士は上位8%

が受かる。

そのため、同じ時期に勉強して両方受けるのが一番おすすめです。

マンション管理士だけ受かって、管理業務主任者は落ちた。なんてことはそうそうありません。

万が一、管理業務主任者だけ受かった場合でも、次回受ける時に5点免除となるため損はありませんね。

まとめ。マンション管理は誰でも独学で取得可能

  • 合格率は約8%だが、受験生の意識は低い
  • ひねくれた問題がないため、過去問完璧にすれば受かる
  • 管理業務主任者があると5点免除
  • マンション管理会社に就職すると資格手当あり

つまり、勉強すれば受かります。(当たり前ですが)

マンション管理会社への就職を考えている人は、まず管理業務主任者の資格を取りましょう。

こちらもテキストと過去問さえあれば受かります。

マンション管理士も試験日は近いので、一緒に受けてしまいましょう。




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